ライフスタイルに合わせて眼内レンズを選びましょう

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どこにピントを合わせるか

手術の前に、水晶体の代わりに移植する「眼内レンズ」をお選び頂きます。眼内レンズの寿命は半永久的で、手術の後に洗浄したり、交換する必要はありません。
しかし、いったん眼内レンズを目の中に入れてしまうと、簡単には取り替えられません。個々の患者様のライフスタイルにぴったり合ったレンズをお選び頂けるよう、しっかりとご相談のうえ、お選び頂きます。

1.眼内レンズと術後のメガネの関係

眼内レンズには、近くか遠くかのどちらか一方に焦点を合わせる「単焦点レンズ」と、遠くも近くも見える遠近両用の「多焦点レンズ」とがあります。それぞれ長所と短所があります。
単焦点レンズの場合、どのような度数の眼内レンズを入れても、メガネを使えば必要な距離を見えるようにすることができます。ポイントは、「単焦点レンズでは、メガネを掛けないときに、近くか遠くか、どちらを見えるようにしたいか」という選択です。
術後にできるだけメガネ無しで過ごしたい方は、多焦点レンズを選択することになります。但し、多焦点レンズには向き、不向きがあり、全ての方で良い結果を得られるわけではありません。費用面でも、単焦点レンズが保険適応であるのに対し、多焦点レンズは保険適応ではありませんので、かなり高額となります。

2.近くにピントを合わせる

もともと近視で、近くは見えるが、遠くが見えない方は、術後も近くにピントの合う単焦点の眼内レンズを入れるのが良いでしょう。デスクワークの多い方、手芸など、手元で行う細かい作業が好きな方、読書が好きな方に適した合せ方です。ちょうど本を読める距離(約40センチ)がよく見えて、遠くを見るときは手術前と同じようにメガネを使います。メガネなしで新聞は読めますが、テレビ画面はぼやけて見えません。メガネを掛けていないときの視力は0.1ぐらいで、視力表の一番上がやっと見える程度です。

眼内レンズ度数を手元に合せた場合
眼内レンズ度数を手元に合せた場合

メガネ無しで新聞は読めますが、テレビはぼやけて見えません。手術後の裸眼視力は0.1程度になるので、日常生活では遠くを見るためのメガネが必要です。

3.遠くにピントを合わせる

もともと正視、または遠視、あるいは近視でコンタクトレンズを使用していた方、つまり遠くは見えるが、近くが見えないのでメガネ(老眼鏡)をかけていた方は、遠くがメガネなしで見える度数の単焦点眼内レンズが適しています。若いころはメガネをかけないで生活し、40歳を過ぎたころから近くを見るのに老眼鏡を使っていたような方には、この合せ方が良いでしょう。
メガネなしでテレビは見えますが、新聞は読めませんので、手元の文字を読むには老眼鏡が必要となります。

眼内レンズ度数を遠くに合せた場合
眼内レンズ度数を遠くに合せた場合

メガネ無しでテレビは見えますが、新聞は読めません。
日常生活でメガネは不要ですが、本や新聞を読む時にはメガネ(老眼鏡)が必要となります。

乱視矯正の問題

乱視は目の表面の角膜がゆがんでいることで発生しますから、眼内レンズを入れても乱視の矯正をすることができず、思ったほど視力が出ない場合があります。
乱視は遠くも、近くも、両方を見えにくくしますから、もともと強い乱視がある方は、メガネなしで近くが見えるように眼内レンズを入れても、乱視を矯正する近距離用のメガネが必要となる場合があります。逆にメガネなしで遠くが見えるように眼内レンズを入れても、乱視を矯正する遠距離用のメガネが必要となります。
近年、乱視矯正用の眼内レンズ(トーリックレンズ)が登場し、白内障手術で乱視も矯正できるようになりました。トーリックレンズの移植には、術前に眼内レンズ度数を決める段階で複雑な計算を要し、術中にも厳密にレンズの方向を乱視軸に合わせる必要があるため、高度な手術精度が要求されます。赤星医師は、独自に開発した電子式トーリックマーカーを用いることにより、非常に高い精度でレンズを移植することに成功し、平成24年度には日本で最多の1,495枚のトーリックレンズの移植を行っています。

4.遠近両用の多焦点レンズ

従来の単焦点眼内レンズでは、近くか遠くか、どちらかを見るときにはメガネが必要でしたが、遠近両用の多焦点レンズなら、メガネなしで近くも遠くも見えるようになります。
ただ、見え方は単焦点眼内レンズにメガネを併用した場合よりもごくわずかに劣ります。単焦点レンズの方がシャープに見えるので、細かい作業を行う方は、単焦点レンズにした方が良いでしょう。

多焦点眼内レンズには遠くと近くに焦点があう2焦点タイプと、遠く、中間距離、近くに焦点があう3焦点タイプがあります。「中間距離」とは、パソコンの画面、お料理をする時の手元、お買い物の時の値札やカーナビ、ピアノの譜面などの距離のことです。
2焦点眼内レンズの場合、遠くと近くの両方が見えますが、中間距離(50センチ~1メートル)はやや見づらくなるので、中間距離を見るメガネが必要になる場合があります。
その点、3焦点眼内レンズの場合は、遠くと近くと中間距離の3点に焦点が合うので、眼鏡を使う頻度が2焦点眼内レンズに比べ減ります(長時間手元を見るときなどには、眼鏡が必要になる場合もあります)。

お若い方は多焦点レンズの見え方に慣れるのが早いのですが、ご高齢の方は慣れるまで少し時間がかかる場合があります。眼内レンズは網膜に映像を映し出してくれますが、その情報は視神経を伝わり脳に運ばれます。加齢により、どうしても映像の認識能力が落ちてくるので、近く、遠く、それぞれがきちんと見えるようになるまで数カ月かかるケースもあります。

多焦点眼内レンズの場合
多焦点眼内レンズの場合

メガネなしで、新聞もテレビも見えます。

多焦点眼内レンズ

遠近両用メガネレンズと多焦点眼内レンズとの違い

遠近両用のメガネをうまく使えなかったので、多焦点レンズも同じではないかと心配される方がおられます。遠近両用のメガネでは、レンズの上部は遠くにピントが合うように、レンズの下部は近くにピントが合うように作られています。従って、階段を下りるときにはレンズの下部、つまり近くにピントが合うレンズで足元を見ることになるので、距離感がつかめず、怖い思いをするのです。
多焦点眼内レンズは、レンズの中央部分に、光を遠くと近くに分ける仕組みがあり、メガネレンズのようなことは起こりません。

5.多焦点レンズが適さないケース

白内障以外の眼疾患がある方
糖尿病(とうにょうびょう)網膜症(もうまくしょう)、加齢(かれい)黄斑(おうはん)変性症(へんせいしょう)、緑内障など網膜や視神経が弱っている場合、多焦点レンズではいっそう見えにくくなってしまいます。
夜間に車の運転をされる方
昼間は問題ありませんが、夜に街灯や車のライトを見たとき、光のまわりに輪が見えます。これをハロー現象と呼びますが、多焦点眼内レンズが、ひとつの光を遠くと近くに分けてピントを合わせることから発生します。ですから、夜間に車の運転を職業にしている方には不向きといえます。
瞳の真ん中にレンズを移植できない方
多焦点レンズは、瞳の真ん中に移植できないと機能しません。過去の外傷などで、レンズを吊るすチン小帯が弱っている方には、眼内レンズが術後にずれる可能性がるので、多焦点レンズはお勧めできません。
神経質な方、完璧主義の方
絶対にメガネを掛けたくないという完璧主義の神経質な方は、多焦点レンズの見え方には満足できないケースが多く、お勧めできません。

「同時期」に「同種類」の多焦点レンズを「両目」に

多焦点レンズを入れるのであれば、両目をほぼ同じ時期に手術を行い、同じ種類のレンズを瞳の真ん中に入れるのが原則です。片目だけ手術して多焦点レンズを入れるというのは、たいていの場合うまくいきません。左右の焦点の位置が違うからです。同様に、既に片眼の手術が済んでいて、通常の単焦点レンズを入れている方には、もう片眼に多焦点レンズを移植することはできません。

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